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立体を切断するとどんなスタンプができる?

制作者:新井 仁

スライド デモンストレーション

目的

このコンテンツの目的は,立方体の切断面に現れる図形を観察しながら,空間概念を豊かにすることを目的とします。具体物を使って切断することにも価値があり,できればそのような操作的な活動を経て生まれた疑問について考えるために使うようにすることが理想的です。しかしながら,諸事情によって難しい場合を想定し,1枚目と2枚目のスライドでは,立方体を切断してスタンプを作る学習の様子を,写真にて紹介しています。
3枚目のスライドから,操作的な活動によって生まれた疑問「立方体の切断面に正五角形は現れないのか?」について考えることを想定して,cabri3Dを使った学習ができるようにしてあります。正五角形には,互いに平行な1組の辺が存在しないことに対して,立方体を切断して現れる五角形には,必ず平行な1組の辺が存在することなどを,cabri3Dの操作によって明らかにしていきます。
cabri3Dの最大の利点は,「操作を繰り返し行えること」と,「切断したものをもとに戻せること(可逆性)」です。生徒には十分な時間を与え,様々な視点で観察させるようにしましょう。

対象学年及び時期

中学校1年:立方体の切断(立体の構成)

パワーポイントの使い方

各スライドの「ノート」に記載してありますので、ご参照ください。